この講習は、屋外広告物を安全に保つために
(一社)日本屋外広告業団体連合会と(公社)日本サイン協会が共催している講習で
当組合が新潟会場の設営を行いました。
新潟会場は竹尾NOCプラザでの開催です。
午前は過去3年以内に講習を受けて修了証を取得済みの方向けの更新講習で4名が参加
午後は新規の方のための講習で13名の受講者が参加、
役所の担当職員6名もオブザーバーとして参加されていました。
受講者の中には県外からの参加もありました。
点検技能講習の意義も世間的に認知されてきており
屋外広告物許可の更新時に点検技能講習の資格が必要になる旨の
条例改正がなされている自治体も多くなってきているようです。
この講習は、自動車業界における車検のようなシステムを参考に、
公共に安全な屋外広告であり続けるため、
業界内での屋外広告点検精度の高水準均一化を目指し
設けられた講習制度です。
講習修了者がお客様への忖度なしに厳格に点検の結果を報告し、
老朽化した危険な屋外広告物を安全な屋外広告物へと改修することで
社会の安全を図るための制度です。
一般のオーナー様には屋外広告物の点検を行う業者選びの際に、
ぜひこの講習修了者の有無を確認していただきたいと思います。
技術開発委員長 池田佳弘